ここ最近のテーマ。
日々、ほんのわずかに勇気の要る方へ。

例えば、いつもと違う知らない道を行く。
例えば、話しかけたことのない人にSNSで絡んでみる。
例えば、拙いドイツ語で店員さんに話しかける。


勇気の要ることは、正直言って面倒臭い。
いつもと違う選択は、ちょっぴり負荷がかかるので。


勇気を出した結果、嫌な目に遭うこともある。
けれどそれを理由に、勇気を出すことそのものを諦めたくない。
それを理由に、勇気を出したこと自体を後悔したくない。




傷つかないための最善の策は、何もしないことだ。
極力引きこもって、失敗や摩擦を避けることだ。

癒しきれていない傷が多いうちは、そうした時間をできるだけ長く取ったほうがいい。
けれど、元気になったら外に出てみるといい。

人は傷つかないようにするために生きているのではなく、
いろいろなことを経験するために生きているので。
傷つくことも含めて、ね。




一日一回、ほんのちょっとの勇気を出す時間を取る。
これが何に繋がるのだろう？
さぁ、今のところはわからない。


けれど、私は知っている。
日々の選択の積み重ねは、確かにいずれ遠いところまで自分を運んでくれることを。

一つ勇気を出したら、一漕ぎ進む。
それを毎日続けたら、どこに辿り着くのだろう？