過去の失敗談。
だいぶ前に、ある人と、共同で創作をしようという話が持ち上がりました。
(その頃マルチ・ポテンシャライトという概念すら知らなかった時期でしたが、今思うと、その人もまたマルチ・ポテンシャライトでした)
その人と何度かミーティングをしたのですが、「こんなのできたらいいね〜」というところから、一切話が進まずに終了しました。ちーん_(:3」z)_
やるやる詐欺とその対策
なぜやるやる詐欺してしまうのか
マルチ・ポテンシャライトの共同プロジェクトの何が難しいって、やるやる詐欺で計画が頓挫しやすいことです。
やりたいことがコロコロ変わるのが、マルチ・ポテンシャライトの強みであり、弱みでもあります。すぐ興味の向く範囲が変わってしまうので、「これいいね!」というアイデアが湧いても、形になり切らないうちに他に気持ちが向いて、気づいたら計画ごとまるまる消失してしまうことは多々あります。
複数人のマルチ・ポテンシャライトが集まるほど、この事象が発生して、プロジェクト進行が難しくなるのは容易に想像できます。
一人体制ならまだ自分で後始末をつけるだけなのでいいのですが、人を巻き込んだ状態だと、相手を宙ぶらりんにしてしまったり、自分が宙ぶらりんになってしまったりするので、ちょっと大変。
どうしたらいいのか
小さく始める
夢はでっかく。機能は小さく。
一人開発していても本当に思います。でかいプロジェクトほど、完成間際に飽きてしんどいものです。最小構成から始めよう。
...まぁ、コロコロと飽きっぽいのが我々マルチ・ポテンシャライトなので、未完成なまま終わっても良いには良いのだけどね!
でも、せっかく誰かと一緒に始めたことを、ひとつの形にしたいと思うのであれば、いきなり超大作を作ろうと走り出すのではなくて、小さなゴールを決めて達成するのがいいのかな、と思います。それでプロジェクトの進め方の手応えを掴んでから、引き続き大作に挑戦してみてもいいのですし。
ビジョンを共有する
それ以外にやるやる詐欺を防ぐ方法として、「ビジョンを共有する」のが大切です。
何やら意識が高そうな言い回しですが、要するに「このプロジェクトに参加することで、どんなことを得たいか?」を、メンバー間でしっかり認識しておくのです。
たとえば、「完成させたゲームで、一緒に遊べたら嬉しい!」とか「作った作品を一緒に展示会に持って行って、いろんな人に見せに行こう!」とか。
最終ゴールを設定するのでなくても、「この創作プロセスを、心から一緒に楽しみたいね」とかでもいいと思います。
まとめ
飽きっぽいが故、マルチ・ポテンシャライトの共同プロジェクトが難しいものです。
でも、小さく始めることと、参加することで得たいものを確認しておくことで、うまく進めていけるのかなと思うのです。
次回は、マルチ・ポテンシャライトがコラボレーションで気をつけるべきことについて書いてみます。



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