現在、チェコに住む研究者さんと一緒にモバイルARゲームを開発し、学生向けにワークショップの開催を計画しています。
今回は、この体験を踏まえて、マルチ・ポテンシャライト同士で役割分担するときのコツと、実際に使っているツール・運用方法を紹介します。
プロジェクトの役割分担
前提&分担
彼女は、絵を描き、瞑想し、歌を歌い、ギターを弾き、メンタルヘルスに興味がある...という、自分とかなり関心領域が近いマルチ・ポテンシャライトさんです。
私がストーリー作成・Unity実装を担当し、彼女がキャラクターとUI全般のデザイン・渉外(大学や研究機関との連絡調整)を担当しています。
どうやってこの分担を決めたか?
やるべき作業を一通り書き出して、話し合って決めました。うーん、シンプル。
どちらかしかできない作業は、自然と分担が決まります。
たとえば、大学内での連絡や調整は所属している彼女にしかできないことですし、コーディングはUnity開発経験があるわたしにしかできないことです。
得意領域が被ったら?
が、問題はどちらもできる作業。
たとえばデザインやストーリー作成は、マルチ・ポテンシャライトゆえ、二人ともできることではあります。これは、どの作業をやりたいか、という希望で決めました。
このように、得意領域が被った時は、熱量の多さで担当範囲を決めるのがコツです。
「できること」と「やりたいこと」はちょっと違います。熱量が高い人が担当すれば、それだけよきものに仕上がるので、できるからと言ってなんでもボールを抱えるのでなく、やりたい人にパスを回す余裕が大事だな、とつくづく思います。
苦手領域が被ったら?
マルチ・ポテンシャライトな人は、できることのカバー領域が広いのですが、それでも苦手な部分が残ってしまうことがあります。
そんな時は、人を増やしましょう。
たとえば今回のプロジェクトで、ワークショップの開催場所の折衝がなかなか進まずに苦戦していました。私は現地にいませんし、彼女もチェコ語ネイティブではないので、微妙なニュアンスでやりとりするのが難しいとのこと。そこで、開催候補地となる学校とコネがあるチェコ人のメンバーをプロジェクトに誘ったことで、開催の目処がようやく立ち始めたのです。
このように、苦手領域ができた時は、人の手を借りるのが吉です。
苦手でも頑張ればできるかもしれないけれど...そこを頑張るよりは、得意な人に任せて、自分も自分で得意に注力するのが良いでしょう。
主張しよう
以前の記事にも書きましたが、何が得意でやりたいのか、何が苦手でやりたくないのか、キャパがあるのかないのか、助けが必要か....など、しっかり主張するのはチームでの活動の中でホント大事です。
遠慮して言いたいことを言えないと、後でお互いに苦しくなってしまうので。
まぁ〜〜主張するのが怖いという気持ちはわかるけどもね!
この記事にも書いたように、オープンに相手と関わろう。
少なくとも、オープンに関わりたい、本音や素直な気持ちを見せても大丈夫だ、この人になら自分の言葉を伝えたい、と思えるような人とプロジェクトを始めよう。そこが一番大事だ。
プロジェクト管理体制
基本的にDiscordでサーバーを立ててやりとりし、TrelloでToDoを管理しています。
Figmaでデザインを共有し、ドキュメント類は共有のGoogle Driveで管理しています。
二人体制ですし、かなりしっかり分業されているので、あまり混乱は起きないのですが、気づいたタスクがあれば都度Trelloに書き込むようにして、抜け漏れがないようにしています。
・思いついたタスクをTaskというリストに入れておく
・作業したらCheckというリストに移動して、相手をアサインしておく
・チェックして良さそうならDoneリストに移動、気になることがあればコメントをつけ、アサインし直して差し戻す
みたいなフローで運用しています。
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| こんな感じで。 |
が、この辺りも、もっと大人数でプロジェクトを回すのであれば、ToDoの期限を切っておくのが大事かなと思います。


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